2013年05月21日

実銃のAKについて。

最近blogタイトルからかけ離れた記事や銃の話が続いていて申し訳ない。

「AKのこと書いてあるblogか?」と来た人が第75レンジャー装備とか見ても( ゚д゚ )こんな感じだろう。


というわけで今回は
日本国内ですこぶるイメージの悪い「実銃のカラシニコフ・ライフル」について。

何故カラシニコフ・ライフルが好きなのか?を終着点に語っていきたいと思います。


とりあえず詳しい仕様や難しい話はWikipediaの「AK47」の項を読んで貰うとして、プラスで見所や要所、セールスポイントを書いてみますね。


※あっちこっちから知り得た、ソースも曖昧な知識と偏見とアレコレで書いてます。鵜呑みにしないでください。





まず。
「AK」についてのイメージですが…悪すぎです(泣)

実銃に縁の無い日本では仕方ないことですが、映画やテレビゲームのイメージをそのまま持たれてる様子。

そりゃあ大抵悪者が持ってて、ちっとも当たらない。
カッコいい主人公達はカッコいいM4でバシバシ撃ち倒す。

戦争モノのゲームではゲームバランスのために「威力高いけど反動デカイ、当たらない、連射遅い」

イメージも悪くなりますね~これじゃ~ね~…

映画やゲームではAKの良い所「信頼性」「値段」なんか大きく取り上げられないし…



なのでまずは過小評価されている性能…命中精度のお話を。





カラシニコフ・ライフル(7.62×39)の命中精度は…生産国や仕様に左右されますが…大体「6MOAくらい」だそうな。

「MOA」とは大砲やライフル射撃での命中精度(散布界?グルーピングとも)を表す言葉で、「100ヤードで何インチに収まるか」ということ。

AKの「6MOA」とは「100ヤードで6インチ」(91メートルで15cm)。

5.56NATO弾のM4が4MOA、7.62NATO弾のM14が2MOAくらい…
これを見ると確かに命中精度は悪いけど、それはデータを比較した結果であって、「必要な精度」とはどの程度か考える必要があるわけで。

カラシニコフライフルは6MOAくらい…これは150メートルで人を撃てる精度。

150mで人に当てられれば、必要充分。

ある研究局のリサーチ結果でも「一般的な歩兵が人に当てられるのは150mくらい」と出ていることだし、今は1000メートルや2000メートル先の敵と横一列で撃ち合う戦争では無いし。

そもそも市街地やその周りでの運用を考えているのが「アサルトライフル」なのだから。

風や砂埃の吹く屋外で200mや300m先の豆粒みたいな人影を敵と認識できたとして、それを撃つのにアサルトライフル使うか?って話。

今はマークスマンライフルや分隊支援火器がある。


そもそものコンセプトが「遠くもそれなりに撃てて、接近戦では短機関銃のように使えるやつ。」なので、「AKはこれで良い」わけだ。

AKで届かないならSVDとかPK機関銃使えと。


「軍用銃」である以上、基本的に最も重要なのは「信頼性」。

ピカピカに掃除してメンテナンスして、ガンケースに入れて持ち運びマト当てをするのならともかく、軍用銃とは砂埃にまみれ雨は降り注ぎ潤滑オイルは汚れていく劣悪な環境で運用されるもの。

命中精度は高いにこしたことはないけど二の次、三の次。







よく「AKは反動が大きい」という言葉を聞くけど
大きくて重たいボルトを作動に必要な量を超えた発射ガスでガシャガシャ動かしてるんです。

そりゃ反動も大きくなりますよ。

でもその「大きくて重いボルト」が力強く動くことで、多少の砂や汚れや錆びつき、凍りつきも強引に乗り切れるんです。

それでも動かなくなった時は、ボルトに直接くっついてるボルトハンドルを叩いたり蹴ったり岩に叩きつけたりして動かせます。


命中精度と引き換えに信頼性を取った。それがカラシニコフ・ライフルなんです。

「小さくて軽いボルト」で信頼性を下げてでも命中精度を取ったM16/M4とは目指しているものが違います。



堅実でシンプルな設計で値段も安く、砂埃が入り込もうが海水を浴びようが錆びようが凍りつこうが作動する堅牢性、信頼性こそがカラシニコフ・ライフルのセールスポイントであり、多少他より命中精度が悪くても問題にはならない。
その「他より低い命中精度」も「必要最低限」を確保しているわけで、それが1947年から現代まで愛されている理由。


自分がカラシニコフ・ライフル好きなのは、例えるならHONDAのバイク「スーパーカブ」とか、TOYOTAのハイラックスに通じる「頑丈さ頑健さから来る魅力」「信頼」がAKにはあるからです。






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Posted by 岬  at 09:17 │Comments(1)その他

この記事へのコメント
ACOGスコープと小さく顔を出す敵に関しての話は無いのだろうか
Posted by ミリタリー見習い at 2018年09月13日 04:30
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